2015年4月20日月曜日

オルガンについて

息をする、と言う。
息を、と。
でも息と、それをするものとは分けられない。
むしろ、息がする、と言ったほうがいい。
息が、するのだ。

俳句もまた、そうではないか。
俳句を、するのではなく、俳句が、するのだ。

俳句がする、4つのオルガン。




オルガン



田島健一(たじま・けんいち)
1973年東京生れ。「炎環」同人、「豆の木」参加。   句集に『ただならぬぽ』(2017年)

鴇田智哉(ときた・ともや)
1969年木更津生れ。「魚座」「雲」を経て無所属。句集に『こゑふたつ』(2005年)、『凧と円柱』(2014年)、『エレメンツ』(2020年)。

福田若之(ふくだ・わかゆき)
1991年生れ。「群青」。句集に『自生地』(2017年)、『二つ折りにされた二枚の紙と二つの留金からなる一冊の蝶』(2017年)

宮﨑莉々香(みやざき・りりか)
1996年高知生れ。「円錐」「群青」を経て無所属。

宮本佳世乃(みやもと・かよの)
1974年東京生れ。「炎環」「豆の木」。句集に2010年合同句集『きざし』、2012年『鳥飛ぶ仕組み』、『三〇一号室』(2019年)

⚫︎卒業
生駒大祐(いこま・だいすけ)
1987年三重生れ。「天為」同人。「手紙」「クプラス」。

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